食育とは、健康な生活を築くための基礎となる「食を営む力」を育成することであり、心身の発育・発達や、豊かな人間性の形成などに不可欠なものであることから、保育所においても食育が推進されています。しかし、日々多くの業務に追われる保育の現場において、新たに食育コンテンツを考え実施していくことは容易なことではありません。このたび、食のおくすりによる体験型食育コンテンツの提供を通じて、ラフールキッズ保育園が掲げる保育理念「みんなの『できた』を増やす」をさらに推進することを目的に、食育活動のコラボレーションが実現しました。

今年度取り組む活動は、主に以下の2つです。
1.    子どもの興味や可能性に注目した調理体験
・主食のパンを手作り：
アレルギー対応にも配慮し、卵・バター・牛乳不使用のシンプルな食事パンに挑戦します。季節の野菜を自由にトッピングし、パン生地をこねたり、伸ばしたりしながら手先の運動機能にもアプローチします。
2.    食の歳時記や行事イベント・旬を感じるお楽しみ給食のレシピ開発
・ 食の歳時記や行事イベントを意識したメニューの提供：
端午の節句・七夕・お月見・七五三・冬至・お正月・節分・桃の節句・母の日・父の日など、食の歳時記や行事イベントを意識したメニューを提供。食事の盛り付けでも行事を表現する事で、さらにイベント内容を子どもたちにインプットします。
・旬や地産の食材を使ったメニューや調理体験を取り入れたメニューの提供：
宮城県や仙台市の特産物のほか、地元で収穫された旬の食材をふんだんに取り入れた地産地消メニューを提供。野菜や果物の型抜きやカットのお手伝いなど、低年齢児でも簡単な作業を取り入れます。

今後も、子どもがワクワクするようなコンテンツを盛り込みながら、保育園側でも無理なく継続的に実施できる食育プログラムを開発していきます。丸める、混ぜる、伸ばす、盛り付けるといった簡単な作業で楽しく食に関わるプログラムのほか、野菜など様々な食材に触れ合うプログラムや、土栽培だけでなく、短期間で目に見える変化が期待できる再生栽培（スプラウト類）を行い、収穫したものを昼食メニューのあしらいとして添えるといった栽培のプログラムを提供する予定です。

食のおくすりでは、関連会社である(株)ABC Cooking Studioが展開している「abc kids」とも連携をしながら、食育コンテンツの監修・提供を行っています。調理体験で得られる達成感や喜びを大切にしながら、社会の中で生きていく上で必要なスキルである食事作法や食への思いも大切にし、食育を通して「ココロ」と「カラダ」そして「アタマ」にもアプローチします。今後も様々なコラボレーション・企画を考案していきます。 

＜ラフール会社概要＞
会社名 ：株式会社ラフール
本社 ：東京都中央区日本橋茅場町2-9-5 日進ビル7階
代表者 ：代表取締役社長　結木 啓太
設立 ：2011年11月1日
資本金 ：19億5,200万円(資本剰余金を含む)
事業内容 ：メンタルヘルステック事業、保育園事業
HP：https://www.lafool.co.jp/

＜ラフールキッズ保育園概要＞
概要：株式会社ラフールが企業主導型保育事業として、宮城県仙台市にて2園(八木山・榴ヶ岡)を開園。「みんなのできたを増やす」を保育理念とし、大人（親御様・保育士）が子どもに指示をして行動を制限させるのではなく、子ども自らが発信したことを尊重し、「できた！」を増やすサポートを行っております。
所在地：ラフールキッズ保育園 榴ヶ岡園　宮城県仙台市宮城野区宮城野１丁目２８−１０
ラフールキッズ保育園 八木山園　宮城県仙台市太白区桜木町８−１３
HP：https://nursery.lafool.co.jp/
Instagram：https://www.instagram.com/lafoolkids/

＜食のおくすり会社概要＞
会社名　：株式会社食のおくすり
本社所在地　：東京都中央区銀座4丁目1番先 北数寄屋ビルB1F
代表者　：代表取締役 佐野こころ
設立　：2017年4月20日
事業内容　：Eコマース事業、食品の販売、各種コンサルティング事業